4月25日(雨のち曇り) 桂川 *repo* arai
桂川 悲願の32cm! 本流ヤマメ!!
今日は久々にkiyoさんとご一緒させていただく予定でしたが、お風邪を召されたそうで、残念ながら単独釣行です。
え? 中止にしないのかって? だって、中止してしまうにはあまりにもったいない「雨のち曇り」のいい天気なんです。
ということで、今期9回目の桂川に向かいます。
まずは、最下流部の大好きな瀬を釣り上がってみます。フライは#6ロングシャンクに巻いたヒゲナガ・スペシャル!
賢い桂のヤマメたちが昨夜のご馳走の味とシルエットを忘れてるはずがありません。超ロングリーダーにして、
がんがん瀬の中をどこまでもナチュラルに漂わせます。
が、まったく反応がありません。水はいくぶん増水&濁り気味、そのせいでしょうか?
それとも、1号2号が話してくれたように、鮎の放流直後のせいでしょうか?
移動してやってきたのは、一転してフラットで大きなプール。いつもライズが見られるのですが、
日増しに難易度がアップしていく「禁断」のプールです。そう、いっこうに止まないライズを前に、
ひたすらキャストを繰り返し、時間ばかりが空しく過ぎていく……。(だれだ〜!こんなに教育したヤツは!)
雨がやんだ頃から例によって始まりました。
めぼしいハッチは見られません。水面を流れているのは、コカゲロウやフタバの溺れたダン、
昨日羽化したとみられるメイフライのスピナー、なにやら不明のシャックのたぐい、そしてユスリカ、時折ガガンボ……、
つまり何食っているんだか?? やっぱり今日もわかりません。ただひとつ言えるのは、
間違いなくフライ以外のものです!そう、案の定、私の流すフライだけがことごとく無視されます。
(実は無視よりももっとひどいことするんです! ねぇ、1号。)
今日もまた、フライパッチ「虫かご君」の中には、#6ヒゲナガに混じって極小フライが並び始めます。
そのとき、ふと閃いたのが、こんなシチュエーションで何度か窮地から救ってくれた頼もしい奴、
スパークルダン(コンパラ)の存在です。一番小さな#20を10Xのティペットに結び……。
それが三角の口の中に消えたことを確認してから合わせを入れると、乗った!
と、思う間にぐんぐんロッドがのされていきます。で、で、でかい!! や、や、やばい!
なんであんなに細い糸にしちまったんだあ〜!
ようやくネットに収まったのは体高十分の桂ヤマメでした。メジャーを当てると32cm!
念願の桂川本流 (下流域)での尺上です! うれし〜! なんたって2年越しの悲願でしたから〜!
しかも明るいうちなので写真も撮れる〜♪♪
まだライズは続いていますが、今日はもう充分です。あとは風邪で来られなかったkiyoさんのためにとって置こう!
……と、ここでそのまま帰途に着けたらカッコいいんですけどね。その後、あまりにいい天気なので、
ついふらふらと暗くなるまであちこち彷徨ってしまいました。