3月17日(晴れ) *repo* syatyou
四国巡渓、最大かつ過酷極まりない荒修行。 祖谷川O支流
前日の夕方6時に目的地の「道の駅にしいや」に着き、隣接しているホテルの一角にある秘湯の湯に入り
ホテルで夕食を済ませた・・・この贅沢が悲劇を呼んだようだ。
この後から過酷極まりない荒修行が待ち構えていた。
道の駅は可なりの傾斜でどうやって停めても寝られる状態にはならない。
仕方なく移動し、村で営んでいる公園にトイレもあり傾斜も無い場所を見つけ休む事が出来た。
あさ目覚めるとトイレの横に売店があり「日釣り券、年券あります」と書いてあり、これはラッキーと券を買いに行った。
私「おはようございます、「釣り券ください」
売店のおやじ 「日釣り券3千円、年券1万円どっちにする?」
私 「日釣り券の3千円は随分高いね〜っ!」
売店のおやじ 「・・・・・?」
売店のおやじが売ってくれた本人の名刺の裏に直筆で書かれた珍しいオリジナルの日釣り券。
四国に来たら祖谷川は行ってみたいと思っていたので3千円を払いどの支流が良いか尋ねた。
私が東京からアマゴを釣りに来たと話すと大アマゴを釣らせてやるからとポイントまで案内してくれた。
それから1時間ほど3メーター位の土手の上からあそこに投げろここに投げろと・・・ 釣れるわけが無い!
その後、別の支流に移動しようと走り出した。
目的の支流まで後5キロほどなのに土砂崩れのため迂回路と書かれた立て看板に従い迂回したが
目的の支流は通り過ぎてしまっていた。
売店のおやじに案内された場所。
左の土手の上から指示だ出された。
その後一人になり1時間ほどこんな落ち込みが続く場所で遊んだ。
15センチ位のアマゴを数匹釣ったが写真に撮る気にもなれなかった。
過酷な修行はその後も続き、釣りはあきらめて今日泊まりの目的地に行く途中、再び迂回路の立て看板。
後30キロで目的地なのに雪道を走り82キロ遠回りさせられ(到着時間より3時間半遅れた)
温泉にはギリギリ間に合った。
この山を迂回した。
祖谷川に架かっている、かずらで出来た吊り橋、渡っている人の悲鳴が聞こえていた。