森とさかなをたいせつに・・・。
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6月6日(奇跡的に晴れ) *repo* kiyo
雨を逃れて急遽北へ。2日目。
夜の間は突風と時々パラパラっと雨が降ったりやんだりしていましたが朝起きると奇跡的にいい天気。
前日は雪代に苦しめられたので今日はひとつ南側の山から流れ出す川をやってみることにします。
湖に見えますがここは川。観光遊覧船の船着き場があります。
さすが新潟の大河ですね。
そして今日向かう川はこの山を回り込んで流れ出している川。
いい感じの雪の残り方です。見る限りベストのタイミングに思えます。
地図を頼りに林道を奥へ奥へと進みます。
途中林道からチラリと見えたお目当ての川。
昨日のように雪代ガンガンっていう感じではありませんが想像以上に谷が深く規模の大きい川です。
そして目を付けておいた2か所の入渓点はどちらも先行者なし。
どうするか悩みましたが大きな支流が合流して林道が川から離れる最後の入渓点と思われるところから入ることにしました。
はい。そうなんです。二人とも上流好きなもので・・・。
わくわくしながら川に降りると最高の水色、水量、渓相です。
さっそくポイントを分け合いながら釣り開始。
どこからでも魚が飛び出してきそうな感じですがなぜか反応なし。
季節のバロメーター、タニウツギが花をつけているというのに。
そして2時間くらい釣り上がったでしょうか。
川の様子から覚悟はしていましたが遂にやって来てしまいました。
ちょっとだけ泳げば遡行が続けられそうですがそんなことはしません(笑)。
ということで記念写真を撮って戻ることにします。
戻りながら入渓点の支流をやってみますがこちらも何故か反応なし。
まだ10時前という事で時間のせいでしょうか・・・。
そしていい時間になったところでもう一カ所の入渓点、ちょっと下流に向かいます。
いくつもの支流を集めた後なので結構豪華な流れです。
岩盤沿いのバブルラインは大物の気配ムンムン。
瀬とプールが交互に続く最高のロケーション。
初めての場所の探索でこんな川に巡り合える時が一番わくわくする瞬間です。
しか〜しなかなか肝心な魚に巡り合えることが出来ません。
時々小ぶりのヤマメが出るものの、小さいスポットからばかり。
いい魚が付きそうなポイントからは全く反応がありません。
水の雰囲気を見ると盛期に入っているように見えるんですがどうしたんでしょう。
素晴らしい渓相が続くので反応はいま一つですが釣り上がりが止められません。
時々深いところを渡ったり怖いところをヘツッたりしながら上流へと進みます。
そして時々反応してくれるのはちょっと小ぶりなヤマメばかり。
イワナの川だと思っていましたがイワナの反応はなし。
最初に確認しておいた退渓点まで半分以上くらい来たところでなんか嫌な雰囲気になってきました。
川幅が狭まってきたうえに両サイドにそびえるナメ岩。
しかもポツポツ雨が降り出しました。
とりあえず釣りを中断して嫌な予感がしますが退渓点を目指します。
そして嫌な予感は的中。
覚悟はしていましたがここまで来て川通しで戻るのは修行そのものです。
でもどうすることも出来ないので修行を開始します。
修行を開始してほどなく源流師shioさんが小さな支流からの退渓点を発見!
修行に幕が下りるのでした。
そして林道に出て車まで戻ります。思いのほか距離がありました。
しかも思っていた遡行距離の半分くらいまでしか到達していなかったみたいです。
ある意味通らずが早く来てくれてラッキーでした。
そんなこんなですっかり釣欲を奪われ早目に温泉に入って帰ることにします。
いや〜疲れたけど楽しい釣行でした。
来週からはいよいよ東北ロード。 これまた楽しみです。