森とさかなをたいせつに・・・。
since 2005
6月8日(しとしと雨) *repo* kiyo
梅雨入り直後の丹沢釣行。
前回の失敗
のリベンジで再び丹沢源流にアタックしようと思ったら直前に梅雨入り。
そして今回向かう予定の山は雲の中。
出発地点ではまだ雨は降っていませんでしたがこの直後から雨の予報。
予報では小雨ですが、山の上ではいつどんな雨が降るのかわからないので最深部へのアタックは中止して
安全な下流部で釣りをすることにします。
ちょっとがっかりですが安全第一です。
そして今回のお供はもちろん丹沢の主、setoujiです。
入渓点に到着する頃にはすでに雨。しかも寒い。
その上、渓は大減水。この感じだと最上流部の水は前回に続きカラカラだったかも知れません。
ある意味行かなくて良かったかも(笑)。
でもやっぱり「あそこ」まで行きたいのです・・・。
シトシトと雨が降る中厳しい釣りが続きます。
急激な気温低下?で、さかなの活性ダダ下がりな感じです。
我慢して釣り続けますが時折ピチャっとオチビちゃんか反応する程度。
川を変えるという選択肢はあらかじめ封印していたので何かのタイミングで状況が変わるのを待ちます。
そしてお昼どきになって雨の止み間があったので気分転換でお食事タイム。
タニウツギの花はすでに終盤を迎えたようです。
そして午後の部開始です。
上流に行くに従って水量はどんどん乏しくなっていきます。でも最高のロケーション。
しばらく雨は降ったり止んだりしていましたが、いつの間にか雨は上がっていました。
そしてついさっきまでもう一枚服を着たくなるような寒さでしたが、少し温かみが出てきました。
幾分さかなの活性も上がってきた気配です。
setouji待望のイワナをヒット。これで一安心です。
そして私(kiyo)が先行して釣っていた区間。ここで出なきゃもう今日は無理でしょ! というポイントが現れました。
対岸の岩盤沿いにできた深みのあるゆっくりとした反転流。そしてその反転流に沈み石が絡んでいます。
期待が高まるポイントです。こんな場所は一発で決めないと2投間からは急激に難易度が上がるので慎重にキャストします。
そしてキャストした一投目。願ってもない場所にフライが落ちました。
そしてそのフライが反転流に乗ってゆっくり沈み石の前に差し掛かります。
心拍数がマックスまであがります。出るぞ!! と思いましたがフライは何事もなかったように沈み石を通過。
え〜、これで出ないの・・・?
と思いましたが少し間合いを取ってもう一度流します。
しかしまたスルー。
そして3回目もスルー。
自分で思う最高のドリフトが3回決まって出ない・・・。
いつもの自分なら次のポイントに進むタイミングですが、ここは粘れ。と“何か”が伝えてきました。
そして5回目くらいに綺麗に流れたその時、波紋を残すことなく静かにフライが消えました。
大物特有のフライへの出方。慎重にやり取りします。
まさかの尺上いただきました。
やはり活性が低いためなのか、何回も流している間にイワナとタイミングが合った時のみフライに反応した感じでした。
普通、上を見ている時なら1発目で出る事が多いんですけどね。
そして釣り進み似たような反転流からヒット。
またやってしまったか? と思いましたがイワナじゃなく放流ヤマメでした(笑)。
だからあんなイワナみたいな場所にいたんですね。
支流に入ってしばらく進み退渓時間が近づいた時、締めの1匹。
鵜に襲われたのか尾びれの付け根に何かに挟まれたような傷跡があるイワナでした。
目的の最深部には行けませんでしたが、最高のロケーションの中、楽しい釣行でした。
丹沢楽しいです。 setoujiさんまたよろしくお願いします。
次はいつ行けるかな〜。