森とさかなをたいせつに・・・。
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4月18日(曇り) *repo* kiyo
群馬、県北の渓流探索。
予定では南アルプスでしたが、天気予報は午後から雨。山の中で雨に降られるのは嫌なので急遽行き先を変更。
群馬方面は雨は降らなそうなので急遽群馬に向かいます。
群馬は場所によって雪代があるため、雪代の無い川を選びました。
とは言っても標高は1000メートルを超えています。まだ芽吹きの直前でした。
今回は探索好きのkamiさんとの釣行なので、今まで入った事がない区間も探索してみることにします。
とりあえず様子見でいつものやり慣れた区間に入ります。
微妙に水は多いですがこのくらいなら問題なさそう。
とりあえず緩い流れを中心に探っていきます。
ここは毎回必ず反応があるポイントですが今日は音沙汰なし。
小さくてもいいので浅いチャラ瀬も流してみますが浮いてくる姿すらありません。
この川でこんな反応が無いのは初めての事です。
岸際の石裏のちっちゃい溜まりも反応なし。おかしいな〜。
あまりにも反応が無いので早めに切り上げて未知の区間を探索に行きます。
予定よりも時間が取れたので心行くまで探索が出来ます。
奥に行くに従いどんどん道が荒れてきました。
しめしめ。これならあまり人は入らないな(笑)。
地形図と実際の斜面を見比べながら川に降りられそうな所を探します。
道から川までの標高差はだいたい100メートルくらい。なかなか大変です。
何度か登ったり降りたりを繰り返しやっと川に降りられました。
苦労して降りた先は最高の渓相です。だから探索はやめられません。
河原に降りられて安心したところでランチタイムにします。
最近のマイブームのたまご雑炊。んま。
そして午後の部。
見るからにいただきポイント。期待が膨らみます。
だがしかし・・・。午後になっても状況はまったく好転せず。
魚の姿さえ見えません。
と言うことでこの先は釣りは諦め探索に専念することにします。
ロッドを畳んで川を歩きます。
地図で見る限りこの先しばらく退渓が出来そうな所はありません。しかも上流はかなり等高線が混んできます。
とりあえず今日は探索に徹することにしたのでその退渓が出来そうなところまでダメもとで行ってみることにします。
そしてその等高線が混んでくる辺りに差し掛かりました。
岩盤主体の流れになって来ました。いよいよ嫌な予感・・・。
めっちゃ絶景ですがここで万事休すか?
思わず記念撮影。
でっかいイワナが潜んでいそうな渕ですね。
ここは何とか右岸から巻くことが出来ました。
そしてその先に現れたのは・・・。
絶景ですが絶望です(笑)。
この景色を見た瞬間はここで引き返すことを考えましたが、今まで登ってきた工程を川通しで戻るのもかなりの苦行。
とりあえず慎重にルートを探して突入してみます。
お〜! いい渕!!
下からは見えませんでしたが近くに来たら最高のポイントでした。
竿は畳んじゃったけど・・・。
この淵は泳いで突破。
って言うのは冗談でちょっと怖かったけど何とか巻けました。
そして最後の仕上げ。
何とか突破!!
怖かったよ〜
そして地図上で退渓出来そうと思っていた場所にやっと辿り着きました。
小さな支流が流れ込んでいる流れの脇を通るルートですが、支流と言うより滝の連続でした。
滝そのものの規模は小さいですが、苔で岩がぬるぬる。
なにげに今回のルートでここがいちばん大変な区間でした。
あまりの苦行だったため写真を撮る余裕がまったくありませんでした・・・(笑)
そして無事に林道まで帰還。ずいぶん高いところまで来てしまいました。
川からの標高差は100メートル弱。きつかった〜。
実は今回退渓したところは工程のまだ半分くらい。
残りの半分はまだ未知のままです。
とりあえずリベンジ確定ですが(次は釣りをする)この先はどうしよう・・・。